癌、糖尿病が治った、改善した体験談とがん(癌)関連ニュース

癌、糖尿病が治った、改善した体験談と がん(癌)を予防・治療・回復するニュース情報
<< 千葉県内のがん治療連携システム | main | 9割の乳がん細胞を死滅 >>

最新がん治療法の開発最前線

治療法開発の最前線 北陸がんプロ養成プログラム

がん治療法を紹介した講座=北國新聞交流ホール  北陸がんプロフェッショナル養成プログラムの市民公開講座「みんなで拓(ひら)こう新しいがん治療への道〜最近注目の高度・先進治療および臨床試験・治 験〜」(北國新聞社主催)は23日、金沢市の北國新聞交流ホールで開かれた。金大と金沢先進医学センターの研究者ら5人が講演し、がん克服に向けた治療法 開発の最前線を紹介した。

 「前立腺がんに対する新たな集学的治療」と題して話した金大附属病院泌尿器科の並木幹夫教授は、2009(平成21)年に同病院に導入されたロボット手術や、ホルモン剤と放射線を併用した臨床試験を紹介した。「早期発見できれば外科手術、放射線、薬剤を組み合わせた集学的治療で治せる」として、採血検査を呼び掛けた。

 金沢先進医学センターの和田道彦個別化医療センター長は、同センターで臨床研究が進む腫瘍免疫療法の仕組みを説明した。自分の細胞を用いる同療法は副作用が少なく、「ほかの治療法との併用で大きな相乗効果が期待できる」と話した。

 金大がん研究所腫瘍制御研究分野の源利成教授は、腫瘍増殖を促す物質にのみ働き掛ける脳腫瘍の「分子標的療法」開発の取り組みを紹介した。治療が難しいすい臓などのがん治療に道を開く可能性を示唆した。

 金大附属病院放射線科の香田渉助教は、肝臓や腎臓、肺のがんにラジオ波を流して焼き殺す「ラジオ波焼灼(しょうしゃく)術」の特徴を説明し、手術に匹敵する生存率が得られ、体への負担も小さい、再発しても再治療できるなどの長所を強調した。

 同病院臨床試験管理センターの松嶋由紀子薬剤主任は、臨床試験と治験が新治療法開発に果たす役割や手続きについて解説した。

2011年1月24日 富山新聞
がん(癌)関連ニュース |